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基礎研究医育成・研修コース
基礎医学研究に意欲のある方が、臨床研修と基礎研究を両立できるよう、令和4年度から、基礎研究医育成・研修コースを設置します。
他のコースと違い、2年次の後半に基礎研究の期間が設定されます。
なお、採用時に、広島大学医系科学研究科の数ある基礎医学系講座の中から所属する講座を一つ決定し、臨床研修を開始します。
2年次 自由選択期間は、他のコースと同様に選択科目の中から、将来研究したい分野に係る診療科を選択し研修また、視野を広げるため様々な診療科を選択して研修することも可能となっています。
2年次 基礎研究の期間は、採用時に選択した基礎医学系講座で基礎研究を行い、学会へ参加することが出来ます。なお、基礎研究開始前には当院卒後臨床研修管理委員会にて、臨床研修の到達目標達成度評価を行います。
2年間の臨床研修修了後は、引き続き基礎系講座に所属し、慣れた環境で研究を続けることも可能とし、また地域病院に所属しながら大学で基礎研究を継続、日本学術振興会特別研究員(PD)や海外のpostdoctoral fellowとして活躍することも期待されています。博士号を未取得の方は、取得することも可能です。
研修修了後4年以内には、採用時に決めた基礎医学系講座の指導教員の下、学位につながる研究を行い、基礎医学の論文を作成し学会で発表することになります。
臨床研修の期間から、キャリア選択の幅を広げてみませんか?