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広島大学病院 医科領域臨床教育センター

TEL. 082-257-5555(代表)

〒734-8551 広島市南区霞1-2-3

救急集中治療科での研修についてHEADLINE

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救急集中治療科での一日

8:00 出勤
8:15 朝カンファレンス

出勤後、カンファレスの準備や受け持ち患者さんの情報を確認して情報を整理し、
患者さんの情報共有を行っています。

研修医が行うこともあります。

9:30 チーム回診〜病棟業務

自分が所属するチームの回診があります。患者さん一人一人先生方と今後の治療方針や今日行うことの確認を行っています。研修医は記録係も担っているので聞き洩らしがないように耳を研ぎ澄ませています。

その後、決まった方針に従って病棟業務を行います。カルテ記載やCT室、手術室への患者さんの搬送、処方やコンサルテーション等研修医の仕事は多岐に渡ります。救急集中治療科では、エコーやポータブルX線も自分で準備から撮影まで行っています。また、気管挿管、Aライン確保等の手技も先生の指導の下行うことができるので、とても勉強になります。

     急患対応・救急外来対応

日中の病棟管理と並行して、担当の研修医は急患や救急外来の対応も行います。
急患対応は、一分一秒を争うような重症な患者さんが搬送されてくるので、いつもよりさらに緊張感があります。
救急外来対応は、初めの問診などを行い、その後診療科の先生方と共に処置を進めていきます。

14:00 教授回診(火曜日)

教授との対話形式で受け持ち患者さんの症例を深めています。
検査データの読み取り方といった実践的な話から、教授の豊富な臨床経験についての話を聞くことができる貴重な時間です。

15:45 感染症カンファレンス(不定期開催)

抗菌薬の治療について、感染症科の先生方と議論しながら治療方針を決めていきます。

14:00 研修医発表(最終週 火曜日)


救急集中治療科研修の最終週には、研修医の発表があります。
8週間の集大成として、研修期間中に経験した中で特に学びになった症例について発表しました。
重症状態で搬送された患者さんが劇的に回復した経過を振り返り、集中治療の重要性を改めて実感することができました。

16:15 申し送り
17:00 退勤

夜勤帯の先生方に申し送りを行います。
日中どのような処置をおこない、夜間は何に気を付ける等を当直の先生方に伝えます。
研修医も宿直を行うことがあります。
   

マツダ病院での研修

救急集中治療科 研修期間中に、マツダ病院の救急センターでの研修を希望した場合、2週間の研修に行くことができます。
マツダ病院では、広島大学病院ではあまりない軽症の患者を多く経験でき、研修医が主体となってファーストタッチを行います。オーダーや検査結果の解釈、他科へのコンサルや患者・家族への説明も自分で行うため、大変勉強になります。

よくある質問(救急集中治療科)

救急集中治療科 指導医の先生から伺いました
  • 休暇は取りやすいですか??

    →当院の職務規定に記載されている休暇の限りでは、休暇の取得に制限はありません。
    もちろん、社会人なので患者診療や自身の業務・研修に差し障りのないかたちで休暇を取ってもらえます。
  • 休憩は取りやすいですか??

    →救急集中治療科のため、日によって忙しさは変わってきます。十分すぎるくらい休憩時間が取れる日があったり、休憩が取りづらい日があったりします。基本的には休憩時間の時間帯は決まっていますが、状況によって各自で前後に調整して休憩となります。概ね研修医はゆっくり食事をとれている印象です。
  • 上級医との雰囲気はどうですか??

    →チームに配属し、上級医と毎日回診・ディスカッション・患者診察をおこなっています。そのため、常に上級医とは接しやすい状況にあり、楽しくチーム診療を行っていると思います。
    中でも、自身の意見をしっかり伝えていたり、積極的に患者診療や手技に参加してもらえると、より丁寧な指導を受けられると思います。
  • 忙しさはどうですか??

    →休憩のところにもありますが、日によって違います。
    重症患者の入院や救急車が多い日は忙しいと思います。逆の場合は、非常にゆったりとしています。
    ただ、日中忙しいとしても、夕方のカンファレンス後(17時くらい)には研修医は帰宅しています。
  • 手技(練習)などは出来ますか。

    →静脈路、Aライン、CV。挿管、気管支ファイバー、エコー(心エコー、腹部エコー、EFASTなど)などの機会があります。どれくらいの経験ができるかは、急患の数と研修医の意欲にもよります。
    研修医同士、シミュレータなどを使用して練習を行うことができます。

救急集中治療科をローテートした研修医から伺いました。
  • 実際にローテートしてみてどうですか。

    →初めはついていけるか不安もありましたが、先生方のサポートも手厚く安心して研修を終えることができました。三次救急ならではの重症患者さんの管理を学んだり、手技も一通り経験することができました。二次救急病院での研修も希望することができて、救急外来の知識も広がり幅広い経験を積めてとても充実していました。また、先生方の雰囲気も明るく、和気あいあいとされていたのが印象的でした。
    研修医に対しても積極的に声をかけていただけたり、とても気にかけていただき嬉しかったです。
  • 病院見学ではどんなことが知りたかったですか。

    →学生の頃は、当直後の勤務体制が気になっていました。
    実際ローテートして、当直後の休みは決まっていませんでしたが、救急集中治療科の先生方も当直明けと把握してくださっているので、長くても午前中で帰宅出来ます。
  • これから臨床研修を始める学生さんに一言

    →これから就活に、卒業試験、国家試験と大変なことが続くと思いますが、今頑張っていることは必ず今後の結果に繋がるので、体調に気を付けて頑張ってください!微力ながら応援しています!
    4月にお会いできるのを楽しみにしています!!

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